日本IDDMネットワーク25周年記念イベント -2025年1型糖尿病根治に向けて-&第3回山田和彦賞贈呈式

好評で終了することが出来ました。ありがとうございました。

イベントの模様はこちらをご覧ください。

日本IDDMネットワークは1995年に創立し、昨年創立25周年を迎えることができました。これもひとえにご支援、ご参加いただいたみなさまのおかげです。心から御礼申し上げます。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、1年遅れとなりましたが、この度創立25周年を記念したオンラインイベントと第3回山田和彦賞の贈呈式を合わせて開催いたします。

本イベントを通して「2025年までに1型糖尿病を『治らない』病気から『治る』病気へ」という私たちの想いにご賛同いただいた皆様はじめ、全国の患者・家族に希望をもっていただければと思っております。ぜひご参加いただき25年の歩みを振り返りながら1型糖尿病の根治を一緒に目指しましょう。

【主 催】
認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク

【参加対象】
全国の糖尿病患者(1型/2型/MODYなど)・家族、研究者、医療関係者、行政、企業、広く一般の方々など、どなたでもご参加ください。

【日時】
2021年10月17日(日) 13:30~15:30
※本企画は動画配信ツールを使用してご参加いただくオンライン(WEB)イベントです。
※ライブ配信後から2週間に限り動画での視聴が可能です。
※イベント当日の13:10より、Zoomの操作説明を開始いたしますのでお気軽にご参加ください。

【参加費】
無料

 

プログラム

第3回山田和彦賞贈呈式
理事長挨拶 井上龍夫(日本IDDMネットワーク理事長)
第3回山田和彦賞贈呈
受賞記念講演「膵島移植 感謝の気持ちをこめて」
松本慎一氏
株式会社 ポル・メド・テック 取締役(異種膵島移植事業担当)、
国立国際医療研究センター膵島移植プロジェクト研究アドバイザー
日本IDDMネットワーク25周年記念イベント -2025年1型糖尿病根治に向けて-

開会挨拶 井上龍夫(日本IDDMネットワーク理事長)
来賓ビデオメッセージ
・山中伸弥氏(京都大学iPS細胞研究所所長)
・西川伸一氏(NPO法人オール・アバウト・サイエンス・ジャパン代表理事)
・植木浩二郎氏(国立国際医療研究センター研究所 糖尿病研究センター長、一般社団法人日本糖尿病学会理事長)
・坂口志文氏(大阪大学免疫学フロンティア研究センター実験免疫学・特任教授、大阪大学栄誉教授)
・村上龍氏(作家)
パネルディスカッション
「みんなで成功を祝いたい”治らない”から”治る”をみんなで目指す
  ~今、そして、未来に向けて私たちにできること~」
 パネリスト:
  松本慎一氏(株式会社ポル・メド・テック 取締役(異種膵島移植事業担当)、国立国際医療研究センター膵島移植プロジェクト研究アドバイザー)
  井上龍夫(日本IDDMネットワーク理事長)
  岩永幸三(日本IDDMネットワーク副理事長)
 ファシリテーター:
  大村詠一(日本IDDMネットワーク専務理事)
25周年感謝のセレモニー(寄付者の皆様への感謝状贈呈ほか)
2025年1型糖尿病根治 その先へ 
細目圭佑氏(株式会社Langerhans 代表取締役CEO)
井上龍夫(日本IDDMネットワーク理事長)
岩田稔投手×大村詠一 対談「これからの未来に向けて 〜患者・家族へのメッセージ〜」 
岩田稔氏(阪神タイガース 投手)
大村詠一(日本IDDMネットワーク専務理事)
閉会挨拶 大村詠一(日本IDDMネットワーク専務理事)

山田和彦賞について

2017年、1型糖尿病患者であった故山田和彦様のご遺族により託された遺産を財源として「山田和彦賞」を創設いたしました。山田和彦様は生前より、ご自身の財産の一部を1型糖尿病の根治実現に貢献できる研究に提供したいとのご意向でした。
ご遺族の意向も踏まえ本賞を創設し、これからの1型糖尿病根絶に向けた研究推進、そして日本の当研究分野を牽引していただける研究者に、その期待を込めて本賞(副賞1,000万円)を贈ることとしています。
第1回山田和彦賞は2018年に京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥氏第2回は2019年に大阪大学栄誉教授の坂口志文氏に授与いたしました。

■受賞者
株式会社ポル・メド・テック 取締役(異種膵島移植事業担当)、国立国際医療研究センター膵島移植プロジェクト研究アドバイザー
松本慎一氏

1988年神戸大医学部卒。1997年米国ミネソタ大、1999年ワシントン大に留学し、膵島移植の研究・臨床に従事。
2002年から京都大学病院で研究・臨床に従事し、2004年日本初の膵島移植に成功。
2007年からベイラー大学病院で研究・臨床に従事し、2012年より1型糖尿病根治を目指し「膵島移植プロジェクト」に取り組まれている。

■受賞理由
松本慎一氏は、2004年に日本で初めて膵島移植を行われました。その後、膵島移植の実用化に向けて尽力され、その結果2020年4月には膵島移植が保険適用となりました。
さらにブタ膵島を用いた異種移植においても、日本のリーダーとして、当技術の研究開発を推進・牽引し、2025年にバイオ人工膵島移植による「1型糖尿病の根治術の確立」を目指しておられます。

お問い合わせ

認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
〒840-0854 佐賀県佐賀市八戸二丁目1番27-2号
■ TEL 0952-20-2062  ※ 受付時間:平日 9:00~17:00(土日祝日・年末年始休業)
FAX 050-3385-8940  E-mail event@japan-iddm.net