さあセルフマネジメント(自己管理)を始めよう!

2006年01月28日
伊藤雅治さん
日本慢性疾患セルフマネジメント協会理事長
京野文代さん
当プログラムを開発したスタンフォード大学から
マスタートレーナーとして日本で第1号の認定を受けた1型糖尿病患者
武田飛呂城さん
日本慢性疾患セルフマネジメント協会

 
 
この講演では、患者自身によるセルフマネジメント(自己管理)についてお話します。

慢性疾患の人のためのセルフマネジメントプログラム(通称:セルフマネジメントプログラム)は、米国スタンフォード大学医学部患者教育研究センターで開発された患者教育プログラムです。セルフマネジメントプログラムにおいて、慢性疾患を持つ人が「セルフマネジメント」するポイントは以下の3点です。

1.治療の管理
薬の服用などの治療方針について、医師と良いコミュニケーションをとりながら、自ら正しく実行していくこと
2.社会生活の管理
慢性疾患とうまく付き合いながら、仕事や家事、育児といった社会生活を営んでいくこと
3.感情の管理
病気からくる疲労感や不安、怒りなどと向き合い対処すること

 なお、日本慢性疾患セルフマネジメント協会では、慢性疾患とともに生きる上で必要な上記3点について学ぶため、セルフマネジメントプログラムのワークショップを随時開催しています。ワークショップの開講日程など、詳しいことはホームページに掲載していますので、興味をもたれた方はそちらもご覧ください。(http://www.j-cdsm.org )