バイオ人工膵島“2025年のファーストインヒューマン”募金


「バイオ人工膵島“2025年のファーストインヒューマン”募金」は、2025年にバイオ人工膵島を人に初めて移植することを実現するための資金をまとまった金額(1口100万円)でご寄付いただくものです。
※ 材料費高騰、資金不足、国の安全性評価の追加等により2025年の日本での実施は困難となりました。
 詳細は「バイオ人工膵島移植(ファーストインヒューマン:人への初めての移植)計画変更のお知らせ」をご覧ください。

募金の募集を終了いたしました。
2024年7月から2025年6月まで、7口700万円のご寄付をいただきました。
誠にありがとうございました。

「わたし治るの?」って聞かれたとき

「治るよ」って言ってあげられなかった。

私たち患者家族が「治るよ」って、言ってあげられる時を、バイオ人工膵島移植“膵島補充療法”で日本で実現するためにご寄付を募っています。

これまで、日本IDDMネットワークではバイオ人工膵島移植の実現のために、3億7480万円(2025年2月末現在)の研究費支援を行ってきました。

【このプロジェクトの全体概要はこちらをご覧ください】
https://japan-iddm.net/japanprotocol2025/

その最初のゴール目標である2025年に日本での実施は困難となりましたが、日本初の膵島移植医である松本慎一先生は「すでに、解決の道のりは見えている。あとは資金である」と語られています。

この目標を何としても実現するために今回は、以下の研究へのご寄付を募っております。
1 無菌のカプセル化ブタ膵島(バイオ人工膵島)が臨床試験(人へ実際に移植)の基準を満たすことを確認する。
2 バイオ人工膵島の製造法を確立する。
3 厚生労働省指針に基づく指定病原体の検査法を確立する。
4 バイオ人工膵島を糖尿病のマウスとサルに移植し有効性、安全性を確認する。
5 バイオ人工膵島の非臨床安全性試験(4をクリアした膵島を用いたさらなる有効性、安全性の試験)を実施する。
6 臨床試験の開始(実際に人へ移植する)

日本でのバイオ人工膵島の人への移植(変更後の目標:2026~2028年)に向けた、今、必要とされている研究費を届けるため、引き続きご支援をよろしくお願い申し上げます。

 ○ ご寄付の募集期間:2024年7月から2025年6月まで  
 ○ ご寄付のお願い金額:1口100万円(合計1000万円)
 ○ ご寄付額:7口700万円
 ○ このプロジェクトの実施予定期間:2025年12月まで

 ○ 研究助成先:国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター
  ・膵島移植認定実施施設
  ・糖尿病研究センター、国際感染症センター、膵島専用の細胞加工施設などを兼ね備えたバイオ人工膵島移植を実施するには日本最高峰のポテンシャルを持つ施設

ご寄付の検討にあたって、リクエストがございましたら、より詳しい研究内容や施設の様子など、お電話やオンラインで、このプロジェクトリーダーであるお二人の医師からご説明いたします。

IDDMicon 松本慎一
神戸大学客員教授、一般社団法人医療用ブタ開発機構代表理事
松本先生のメッセージ

IDDMicon 霜田雅之
国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター 膵島移植診療科長、膵島移植センター長/国立国際医療研究所 膵島移植企業連携プロジェクト プロジェクト長
霜田先生のメッセージ

お問い合わせ

■ 所在地 〒840-0854 佐賀県佐賀市八戸二丁目1番27-2号
      認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
■ Email info@japan-iddm.net
■ 電話 0952-20-2062 (受付時間:平日9:00から17:00 それ以外の時間は留守電となります)
■ FAX 050-3385-8940

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