【第14回】霜田雅之先生によるバイオ人工膵島移植の進捗状況
2026年04月27日 日本での移植実現に向けて尽力する国立健康危機管理機構の霜田雅之先生に、進捗状況を毎月報告していただいております。
第14回は、バイオ人工膵島の実用化に向け、製造工程の最適化と品質評価法の確立を着実に進めている現状についてです。
―――――
バイオ人工膵島移植の進捗状況(2026年4月)
皆さまからの変わらぬご支援に、心より感謝申し上げます。
今月は、以前から引き続きバイオ人工膵島の実用化に向けた基盤となる「製造工程の最適化」と「品質評価法の確立」に重点を置いて取り組んでまいりました。
画期的な治療法を標準的な医療として届けるためには、どの工程においても高い再現性をもって製造できる体制が不可欠です。今月は、膵島の抽出からカプセル封入に至る各ステップを精査し、試験管内での評価と、動物実験を通じた検証を繰り返すことで、製造プロセスの規格化を進めました。あわせて、完成したバイオ人工膵島が一定の品質を満たしているかを客観的に評価するための試験法についても、詳細な検討を行っています。
派手な動きの少ない時期ではありますが、こうした地道なデータの積み重ねこそが、将来の治験(※国の承認を得るためのデータを人で集める試験のこと)や薬事承認(※バイオ人工膵島の製造販売を厚生労働大臣が承認すること)を支える揺るぎない土台となります。
一歩ずつ、理想の医療の実現に向けて歩みを進めてまいります。皆さまの温かい応援が、私たちの何よりの原動力です。今月も本当にありがとうございました。
国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター
膵島移植診療科長、膵島移植センター長
国立国際医療研究所 膵島移植企業連携プロジェクトプロジェクト長
霜田雅之
―――――
▼第14回報告記事はこちら
https://press-iddm.net/information/6804/
バイオ人工膵島移植分野の第一人者である松本慎一先生(日本初の膵島移植医で医療用ブタ開発のために自ら法人まで立ち上げられました)からも、毎月報告していただいております。合わせてご覧ください。
▼松本先生からの最新報告はこちら
https://press-iddm.net/information/6799/
これからも、希望する全ての患者がバイオ人工膵島移植を受けられる日を実現するために、霜田先生チームの日々は続きます。引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
▼「移植サポーター」1型糖尿病“根治”に向けてご支援ください
https://readyfor.jp/projects/japanprotocol2025
▼バイオ人工膵島移植 -膵島補充療法- ジャパンプロトコール基金
https://japan-iddm.net/japanprotocol2025/







