【第12回】霜田雅之先生によるバイオ人工膵島移植の進捗状況
2026年03月09日日本での移植実現に向けて尽力する国立健康危機管理機構の霜田雅之先生に、進捗状況を毎月報告していただいております。
第12回は、異種移植医療の進展と、霜田先生のバイオ人工膵島移植実現への決意です。
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バイオ人工膵島移植の進捗状況(2月)
皆さま、いつも温かいご支援をありがとうございます。
今月は「日本異種移植研究会」および「日本膵膵島移植学会」に参加いたしました。会場には厚生労働省やPMDA(医薬品医療機器総合機構)の担当者も出席されており、まさに官民学が一体となってこの分野を推し進めようとする熱意を肌で感じました。
学会の発表にもありましたが、現在世界ではブタ臓器の人体への移植が相次いで実施され、一定期間生着し機能したことが報告されています。
これまでは研究もしくは緊急使用(他に治療法がないための特別な使用)でしたが、米国などでは治験(標準医療とするためのヒトに移植する試験)も始まっています。長期生着など、まだ課題はありますが着実に進展しています。
日本国内でも移植用ブタの供給体制や、厳格な病原体検査法の開発が進んでいます。こうしたインフラの整備は、私たちのバイオ人工膵島研究に対しても実用化を支える強力な追い風となります。各国の目覚ましい成果に触れ、チーム一同、これまで以上に強い使命感とモチベーションを抱いております。
皆様の温かいご支援を糧に、海外の先進事例に学びつつ、日本発の安全で確実な治療法を一日も早く患者様へ届けられるよう、研究に邁進してまいります。
引き続き、私たちの挑戦を見守り、ご支援いただければ幸いです。
国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター
膵島移植診療科長、膵島移植センター長
国立国際医療研究所 膵島移植企業連携プロジェクトプロジェクト長
霜田雅之
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▼第12回報告記事はこちら
https://press-iddm.net/information/6751/
バイオ人工膵島移植分野の第一人者である松本慎一先生(日本初の膵島移植医で医療用ブタ開発のために自ら法人まで立ち上げられました)からも、毎月報告していただいております。合わせてご覧ください。
▼松本先生からの最新報告はこちら
https://press-iddm.net/information/6749/
これからも、希望する全ての患者がバイオ人工膵島移植を受けられる日を実現するために、霜田先生チームの日々は続きます。引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
▼「移植サポーター」1型糖尿病“根治”に向けてご支援ください
https://readyfor.jp/projects/japanprotocol2025
▼バイオ人工膵島移植 -膵島補充療法- ジャパンプロトコール基金
https://japan-iddm.net/japanprotocol2025/







