徳島大学病院の池本哲也教授が、1型糖尿病の根治を目指し、再生医療を用いた世界初の治療法を実証するため、治験計画届を提出されました。

2025年03月31日

 日本IDDMネットワークで2018年度から2020年度まで研究費助成を行った徳島大学病院の池本哲也教授が「患者自らの細胞を用いて、再生医療技術で膵β細胞を再生し、これを自らへ移植する」という世界初の試みについて、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)へ医師主導の治験計画届を提出されました。
 早ければ今年の夏頃にも第1例目の投与を目指されています。
 2025年の1型糖尿病「根治」に期待しています。

▼徳島大学のプレスリリース
https://www.tokushima-u.ac.jp/docs/61538.html

▼日本IDDMネットワークが支援した研究の概要
https://japan-iddm.net/wp-content/uploads/grant/report/028_TokushimaUniv_Ikemoto.pdf

▼医療機関が主体となって実施する治験の届出制度(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/qa/iyaku/yakujihou/point3.html