国立国際医療研究センターへ1000万円の研究助成金贈呈式を行いました。

2020年03月25日

左から国立国際医療研究センター國土理事長、国立国際医療研究センター霜田プロジェクト長、日本IDDMネットワーク井上理事長

 2020年3月25日(水)国立国際医療研究センターへ研究助成金1000万円の贈呈式を行いました。
 国立国際医療研究センターからは國土典宏理事長、霜田雅之膵島移植プロジェクト長にご出席いただき、日本IDDMネットワークからは理事長の井上龍夫が出席いたしました。皆様からのご寄付に改めて感謝申し上げます。

<国立国際医療研究センター 國土典宏理事長からのご挨拶>
 この度は研究助成金のご寄付をいただき、日本IDDMネットワーク井上理事長はじめ関係者の皆様、ご寄付いただいた皆様に感謝申し上げます。膵島移植においてドナーの数はまだまだ不足しており、ブタの膵臓を利用するバイオ人工膵島移植プロジェクトを本格的に進めております。臨床試験開始が目前に迫ったこの段階でご寄付いただけることは大変励みになりますし、今後の研究に有効に活用させていただきたいと思います。

<日本IDDMネットワーク理事長 井上より>
 霜田先生にはこれまでも当法人からの研究助成金を活用し、1型糖尿病の根治実現の期待が高まるプロジェクトとしてバイオ人工膵島移植の研究を推進いただいています。本プロジェクトにかかわる各機関と連携し、オールジャパンで根治に向けた研究を加速していただきたいと思います。

<国際医療研究センター 霜田雅之膵島移植プロジェクト長からの謝辞>
 この度はバイオ人工膵島プロジェクトに対し、1000万円の助成金を賜りましたこと、ご寄付いただいた方々、日本IDDMネットワークの方々、関係者の方々に厚く御礼申し上げます。これまでも日本IDDMネットワークさんからご支援いただき、本プロジェクトに関わる細胞加工施設(CPC)の整備等を行ってまいりました。今後できるだけ早く臨床試験を開始し、治療の実現に向け研究を進めてまいりたいと思います。

 今回の研究助成金は、佐賀県のふるさと納税を活用したクラウドファンディング型で寄付を募る「ガバメントクラウドファンディング®」で呼びかけた寄付金の一部を財源としております。
  実現まであと少し!不治の病「1型糖尿病」を根治する研究をご支援ください
  寄付募集期間:2019年11月1日~2020年1月31日