現在進行中および今後期待される1型糖尿病の研究を
「治療(現在の治療法の改善により体への負担が軽くなり生活の質が向上すること)」
「根治(インスリン補充から解放され病気になる前のもとの体に戻ること)」
「予防(新しく発症する患者を無くすこと)」
に分けて時間軸とともに示しています。
このロードマップの策定にあたっては、専門家の方々に助言をいただきました。科学技術の進歩は常に予想を超える速さで進み、特に医療技術については最近のコロナ関係のワクチンや治療薬の開発スピードを見ても驚くばかりです。科学技術の進歩を正確に予測することは難しいですが、今後も専門家の方々の助言をいただきながら、毎年更新してまいります。
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予防分野
根治分野
治療分野
1型糖尿病の根絶に向けたロードマップ
1型糖尿病研究基金による「支援課題の位置づけの明確化」と「今後の支援指針の検討」のために、1型糖尿病の「治療」「根治」「予防」の各分野の将来を見通せる「ロードマップ」を策定しました。⇒詳細へ
寄付金と研究支援の実績
日本IDDMネットワークの1型糖尿病研究基金による「研究支援の実績」は下記をご覧ください。各研究者による進捗状況もご覧になれます。
これまでに163件 8億5742万5千円の研究支援を行っています。⇒詳細へ
1型糖尿病根絶を目指す研究
1型糖尿病根絶(治療+予防+根治)を目指す研究について、世界や日本での状況等を専門の先生方にわかりやすく解説していただきました。⇒詳細へ
バイオ人工膵島移植プロジェクト
免疫細胞からの攻撃を避けるために、特殊なカプセルで包まれた無菌ブタの膵島を1型糖尿病患者に移植するのがバイオ人工膵島移植です。現在、最も1型糖尿病根治に近いといわれています。⇒詳細へ
低血糖アラート犬
糖尿病患者の治療法の中には、低血糖という副作用のでるものがあります。この低血糖を探知してくれる「低血糖アラート犬」の養成を目指します。⇒詳細へ
患者が行く、研究室訪問
1型糖尿病根治に向けた先端研究についての現状を、直接研究者の方から伺う研究室訪問企画。⇒詳細へ