助成課題募集

【募集中】1型糖尿病の根絶を目指す研究課題 随時募集のお知らせ
【受付終了】1型糖尿病研究基金 第18回研究費助成課題募集のお知らせ

日本IDDMネットワークは、1型糖尿病の“根絶”に取り組む研究に対して、資金提供を行っています。

私たちは、インスリン補充から解放され病気になる前のもとの体に戻る「根治」に、現在の治療法の改善により体への負担が軽くなり生活の質が向上する「治療」並びにこれから新しく発症する患者を無くして1型糖尿病を完全に克服する「予防」を加えて、1型糖尿病の「根絶」と定義し、この「根絶」を最終目標として活動しています。

1型糖尿病の「治療」、「根治」、「予防」につながるあらゆる研究を応援します。
患者・家族の“絶望を希望に変える”、“不可能を可能にする”チャレンジを、夢の実現を、一緒に取り組んでいただければ幸いです。

1型糖尿病の根絶を目指す研究課題 随時募集のお知らせ

支援対象者(研究代表者)

以下の要件を満たす方です。
・1型糖尿病に関連する研究に取り組んでいる研究者又は団体であること。
・日本国内に研究拠点があること。
・原則として、3年以上の研究実績があること。

支援の金額、期間及び使途

・ 支援金額の定めはありませんが、概ね1000万円以上の支援を想定しています。
・ 支援期間は、当面、最長2025年までとしています。各年の更新手続を行っていただきますが、成果に応じて増額することが有ります。
・ 支援金の使途は特に限定しませんが、当該研究を実施する研究機関における事務部門等の間接経費には原則として使用できません。
・ 研究者又は団体の自己負担率の定めはありません。

応募方法

・ 下記申請書をダウンロードし必要事項を記入のうえ、日本IDDMネットワーク事務局宛に、郵便または電子メール(暗号化された添付ファイルメール)にて、お送りください。
※ 事務局へのご持参、ファックスでのご応募は受け付けませんのでご了承ください。
1型糖尿病研究基金 研究支援申請書 (記入時の注意事項 PDF形式)
Word形式   PDF形式

支援の決定方法

有識者や学識経験者の助言を得て、患者・家族の想いも踏まえて、当法人の理事で決定します。

留意事項

・支援期間の終了後、毎年研究成果等を報告いただき、当法人のウェブサイト、動画等で公表いたします。
・患者・家族による研究室訪問等、研究内容を患者・家族に直接伝えてもらう場を設定する際にご協力いただきます。
・研究成果のメディアを通じた公表、学会発表、学術雑誌への投稿等は積極的に行っていただくとともに、その場合は日本IDDMネットワークによる支援を受けたものであることを、論文などに明記していただきます。
・研究資金調達にあたって協働して取り組んでいただきます。
・若手研究者等が安心して1型糖尿病根絶に向けた基礎研究等に取り組める環境を創造するために、成果に応じて資金のリターンをお願いすることがあります。例えば、研究成果に関する知的財産権の取扱い等について別途協議させていただきます。

【これまでの支援実績】

2008年度以降、163件 8億5742万5千円の研究支援を行っています(2024年11月29日現在)。
詳細は下記をご覧ください。
https://japan-iddm.net/support/result/record/

1型糖尿病研究基金 第18回研究費助成課題募集のお知らせ

1型糖尿病の根絶に向けて患者・家族の目線での画期的かつ先進的な「治療」、「根治」、「予防」につながる研究を応援します

 
 1型糖尿病は生活習慣とは無縁で、突然膵臓内の膵β細胞が破壊され、インスリンを作る能力が失われる病気です。現在の治療法は絶対的に不足しているインスリンの「補充」を一生継続する対処療法のみです。患者は毎回の食事に応じたインスリンを、注射(1日4回程度)や小さな機械(インスリンポンプ)によって補充を行います。食事療法や運動療法が中心の2型糖尿病とは治療の考え方が全く異なります。日本における1型糖尿病患者数は10万~14万人と推定されていますが、糖尿病全体の数%以下で14歳以下患者の年間の発症率は人口10万人当たり1.5~2.5人と希少性の高い疾患です。このような希少性により1型糖尿病の社会的認知度は低く、また患者はつらい「低血糖」と合併症につながる「高血糖」との狭間で一生過ごしていかなくてはなりません。治療の継続は患者本人の苦痛はもとより、家族にとっての精神的、経済的負担も多大なものとなっています。
 このような状況において、私たち日本IDDMネットワークは1型糖尿病の「根治」を願い、2005年に「1型糖尿病研究基金」を設立いたしました。この基金により1型糖尿病根治に向けた先進的な研究に取り組んでいる研究者の方々や団体に対し研究費の助成を行い、一日でも早く決め手となる治療法が確立されることを期待してまいりました。
 基金設立後、2008年度に初めて2件の研究費助成を実施することができ、これまで合計147件、7億7,086万円の研究費支援を行っております。
 18回目となる本助成課題募集では、焦らずに時間をかけて研究に取り組めるよう最長12年間の継続助成のメニューも新設しました。日本学術振興会による科学研究費助成事業やAMEDによる研究助成事業の支援からは外れたものの、1型糖尿病患者・家族の目線で画期的かつ先進的であると強く自負される研究や若手研究者の方々の強い信念を持った独創的なチャレンジに期待しております。
 今後とも1型糖尿病の根絶を目指して研究助成を継続して参りますので、多くの研究者、研究グループの皆さまの応募をお待ちしております。

1型糖尿病研究基金 第18回研究費助成課題募集要項 (PDF形式)
応募期間:2024年1月9日(火曜)~2024年3月8日(金曜) 当日消印有効
選考結果:2024年4月30日(火曜)までに文書などで通知します。

〇第18回日本IDDMネットワーク 1型糖尿病研究基金研究助成申請書(記入時の注意事項 PDF形式)
(Word形式)   (PDF形式)

応募書類の送付先・問い合わせ先

認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
〒840-0854 佐賀県佐賀市八戸二丁目1番27-2号
TEL 0952-20-2062  FAX 050-3385-8940
E-mail  kenkyu@japan-iddm.net

応募書類の送付先・問い合わせ先

認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
〒840-0854 佐賀県佐賀市八戸二丁目1番27-2号
TEL 0952-20-2062  FAX 050-3385-8940
E-mail  kenkyu@japan-iddm.net