新年のご挨拶
2017年01月04日 新年明けましておめでとうございます。
旧年中も私たちの活動へのご協力ならびに寄付等のご支援をいただき、誠にありがとうございました。
今年も役職員一同、力を合わせて頑張ってまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
年頭にあたり、一言今年への期待感と私たちの意気込みをお示しします。
昨年(2016年)は本当に大きな飛躍の年でした。 それは私たちの行ってきた研究助成の累積額が1億円を越え、特に「バイオ人工膵島」というブタ膵島を用いた根治治療につながる研究に集中して7,500万円の研究助成を実施したことです。 その財源として佐賀県庁への 「ふるさと納税」を活用して1億円以上の資金が集まったことがその大きな原動力です。
また、発症直後の最もつらい状況にいる患者・家族の方々への直接的な支援である 「希望のバッグ」も開始から2年を経て、1,500件以上の送付数になったことも大きな成果です。
今年も昨年の実績を土台にして更なる飛躍につなげてまいります。 そのためにも患者・家族の 皆さん含め、様々な分野の方々のご参加、ご支援をいただき、1型糖尿病の認知向上とともに、 究極のゴールであるこの疾患の「根絶」を目指す私たちの活動を加速化してまいりたいと思います。
来る4月22日(土)には大阪で私たちの最も大きなイベントである「日本IDDMネットワーク サイエンスフォーラムin 大阪」を開催します。 その場では研究者の皆さんから研究の最前線を直に ご紹介いただき、患者・家族の方々には多くの仲間の活躍する姿を見て、元気になっていただきたいと 思います。
多くの皆さんに大阪でお会いできることを楽しみにしております。
認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
理事長 井上 龍夫