ミュージシャン 『1-GATA』 によるCD販売収益金の 「1型糖尿病研究基金」 へ寄付贈呈式実施ならびに緊急記者会見実施のご報告

2015年12月04日

 1型糖尿病の根治・根絶を目指す認定特定非営利活動法人 日本IDDMネットワーク(代表・井上龍夫)は、去る2015年12月4日(金)、大阪学院大学(総長・白井 善康)にて「1型糖尿病研究基金」への寄付贈呈式ならびに記者会見を実施したことをお知らせ致します。

1型糖尿病患者によるバンド『1-GATA』 よりCDの販売収益金全額となる31万円を寄付
病気と共に生きながら”夢をあきらめない” 姿で、子どもたちへ夢と希望を届ける

 この度、1型糖尿病の患者3名で結成された音楽バンド 『1-GATA』 によるシングルCD 『キミ』 の収益金全額31万円を、今回で2回目となる寄付として頂きました(『キミ』 による現在までの寄付総額は41万円となる)。メンバーも日々、病気と共に生きながら音楽を通して1型糖尿病の認知や理解を促進していくために活動をなさっており、「2025年までに1型糖尿病を “治る” 病気にするため」に研究者へ資金援助をする本基金への惜しみないご協力を続けてくださっております。
 また、11月に1型糖尿病の男児がインスリン投与を自称・祈祷師により止められ、死亡した事件を重く受け止め、病気に対する正しい認識の促進および周囲の理解を醸成する重要さを改めて社会へ問うべく、本寄付の贈呈式とあわせて日本IDDMネットワークからの見解をマスコミ各位へ発信すべく記者会見として行った次第です。当法人では1型糖尿病と共に生き、各界で活躍する方々の姿を発信することで、子どもたちに「夢をあきらめない」生き方と希望を与えることを大切にしてきました。今回も、音楽活動をする1-GATA様からの寄付贈呈式として開催することで、一人でも多くの患者様、お子様方の希望へつながったことと信じております。

日本IDDMネットワークによる記者会見実施
“発症直後の患者、家族への支援活動を最重要課題として” 改めて掲げる

 その後、日本IDDMネットワーク 理事長・井上より、11月の患者男児の訃報を受け、1型糖尿病の認知向上を強化するべく記者会見を行いました。当法人の紹介、活動内容や研究基金についてご説明をし、改めて使命を持って 「1型糖尿病の根治・根絶」 への活動を推進していくことを宣言致しました。2度と同じような傷ましい事件が起きないよう、一層の認知啓発と、発症直後の患者及びその家族への支援活動を最重要課題の一つとして掲げることをお伝え致しました。

 メディアの皆さまからは、1-GATA様へ現在の音楽活動や演奏中の低血糖対応などの質問がされ、今後の寄付活動などについても話が及び、高い関心を持っていただくことができました。
 日本IDDMネットワークは今後も多くの方々の協力のもと1型糖尿病の「根治・根絶」を実現させていく取り組みを進めてまいります。

【本件のお問い合わせ】
認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
事務局:  info@japan-iddm.net

【団体概要】
〒840-0854 佐賀県佐賀市八戸二丁目1番27-2号
認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
電 話 0952-20-2062
理事長 井上龍夫 080-5127-2759

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