【新型コロナウイルス感染症】外出は避けましょう
2020年04月30日新型コロナウイルスの感染が日々拡大し、その不安な状況の中ですが、1型糖尿病患者・家族の皆さん、会員の皆さんは元気にお過ごしでしょうか。
緊急事態宣言が全国に拡大され、ようやく危機意識が高まってきたように思います。
私たち1型糖尿病の患者とその家族としては、専門医の方々がおっしゃるように糖尿病患者は重症化ハイリスク者であることをあらためて認識いたしましょう。
特に患者の方は年齢にかかわらず絶対に感染しないように注意いたしましょう。
そのためにはとにかく外出を避けましょう。
いくらマスクを着用し、いわゆる3密を避けても、外での感染リスクは免れられません。
家族も同様に、住まいにウイルスを持ち込まないことが今やるべき最も重要なことです。
あらためて申します。「ここしばらくは、外出は我慢をしてください。」
そして、お住まいでは、なるべく健康的な食生活を送り、屋内でもできる運動をして、遠くの家族や友達等とは電話やSNS(social networking service)で交流し、好きな音楽、映画、本等を楽しみながら、心身とも健康でいれるよう、工夫していきましょう。
もう一つ忘れてならないことは、私たちが日ごろからお世話になっている医療従事者の方々が本当に命がけで頑張っておられることです。
日本で医療崩壊が起こってしまうと通常の医療自体も大きな影響を受け、私たちの診療もこれまでのようにはいかなくなります。
医療従事者の方々への感謝の気持ちをしっかりと伝えるとともに「外出を避けて」感染しないことが大切なことです。
私たち、日本IDDMネットワークは、1型糖尿病の患者・家族の全国の支援組織として頑張りますので、地域患者・家族会の皆さんも地元での取り組みを通じて情報発信やサポート活動をよろしくお願いいたします。
患者と家族を守るため、そしてこの国の医療を守るために、皆さんと一致団結してこの国難を乗り越えてまいりましょう。
認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
理事長 井上龍夫