「糖尿病患児の治療・緊急連絡法等の連絡表」を改訂
2002年06月10日■(財)日本学校保健会が「糖尿病患児の治療・緊急連絡法等の連絡表」を改訂
2002年6月10日
・・・・・・・・以下が、(財)日本学校保健会から通知された内容です・・・・・・・・
糖尿病患児の治療・緊急連絡法等の連絡表について
これまでの糖尿病管理指導表については廃止しましたので、学校での生活等についての連絡には、この「糖尿病患児の治療・緊急連絡法等の連絡表」(PDF)と先にまとめられた各疾患共通の「学校生活管理指導表」(PDF)(小学生用と中学・高校生用の2種類あり) の2枚を用いてください。
学校生活一般に関する注意事項については、この「糖尿病患児の治療・緊急連絡法等の連絡表」にご記入いただき、日常の体育活動や運動部(クラブ)活動、学校行事への参加等については、糖尿病患児の病状各疾患共通の「学校生活管理指導表」 にご記入頂き、2枚を1セットにして、学校におわたし下さい。
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「学校生活管理指導表」
平成14年度からの文部科学省の新学習指導要領を受けて、日本学校保健会では、新学習指導要領の保健・体育の内容に沿い、かつ、学校現場で利用しやすいものとすることを目指し、そして何よりも、障害を持つ児童・生徒の運動に伴う不測の事故を可能な限り減少させ、それら児童・生徒の生活の質(QOL)を向上させ、安全でかつ、充実した楽しい生活を実現することを目標に平成14年度版「学校生活管理指導表」を作成され、全国的利用をお願いされています。
これまでは、関東、中京、関西、中国地区の一部と九州ほぼ全県で試用されたようです。平成13年度には,全国の約5分の1の地域で使用されたとのことです。
医師も、学校現場も、新指導表の基本理念を理解して、児童・生徒のQOL向上に御協力をお願いされています。
ダウンロード 〔平成14年度改訂〕 学校生活管理指導表(小学生用)(PDF)
ダウンロード 〔平成14年度改訂〕 学校生活管理指導表(中学・高校生用)(PDF)
日本IDDMネットワークから
今回新しくなったこの様式は、保護者からこれを使ってほしいと学校にお願いして持参するのもいいかと思いますし、もしこの様式をそのまま学校が使われなかったにしろ、保護者が学校側に病気を伝えるときに押さえるべきポイントがわかりやすく掲載されているのではないかと思います。
患者家族の側から考えたとき、学校に何をどう伝えていいか分からない(特に発症当初はそうであると思います)、そんなとき、こうした様式に記入して話し合うという使い方は有効であるように思います。