チャレンジ精神を持って生きる

2006年01月28日
JOHN GATHRIGHT(ジョン ギャスライト)さん
1型糖尿病患者の父/タレント・コラムニスト・ツリークライミングジャパン代表

 
2001年フィジカルチャレンジャー(身体障害者)の女性と80メートルの巨木へ登る挑戦をした。叶わないと思った夢を実現したことを目の当たりにし応援できたことが、今、息子の病気が発症した時、息子に役立った。バリアフリーの森でバリアフリーの心を育て、いろんな人が共存して尊敬しあえる環境を作っていくことが大切だと思う。

● 幸せのベースはいつも家族
 ・信頼できる親子の絆を築くために
 ・心が健康でさえあれば困難を自分で乗り越えていく力をつけることが出来る
 ・自分はスペシャル!やれば出来る!という自信を持って生きてほしい
 ・いくら仕事で成功をしても家族で成功しないのは本当の成功とはいえない

● 1型糖尿病を人生のポジティブな切り札にしよう
 ・この病気になったから出来ることをいろいろ発見
 ・家族全員が健康に対する心がけがいい方向に変わってきた
  
● アメリカの1型糖尿病キャンプに参加して
 ・2004年、家族で初めて1型糖尿病のキャンプ
 
● ドリームメーカーになろう!
 いつも夢を持って生きることは大切だと思っている。その夢が見つからない時は誰かの夢を応援しようと祖父から教えられ自分は生きてきた。そして自分も夢を叶えながらここまできた。子どもが夢を見つけた時は、応援できるドリームメーカーになろう。


<プロフィール> 10人家族、8人兄弟の長男。1985年、憧れの三英傑の尾張名古屋に来日。南山大学日本語別科にて日本語を学び、91年同大学三年に編入、在学中よりテレビ・ラジオ番組に出演。93年卒業し、日本人女性と結婚。二児の父親でもある。現在は愛知県瀬戸市の森に味噌ダルの廃材を利用しツリーハウスを建て森で暮らす。またツリークライミング(ロープと専用の道具を使った安全な木登り)を通じて自然とふれあい、その中で環境にやさしい心を育てるツリークライミングRジャパン(本部アメリカ)を設立。日本にレクリエーショナル・ツリークライミングを紹介した第一人者でもあり2005年には万博で自然体感プログラムのプロデューサーを務める。2年前に息子が1型糖尿病を発症しそれから毎日、親子で共に支えあいポジティブに何事もチャレンジし生きることに挑戦している。 
 
 JOHN GATHRIGHT(ジョン ギャスライト)さんが息子さんとともに登場し、会場の皆さんに熱いメッセージを送ります。