佐賀県庁への日本IDDMネットワーク指定ふるさと納税で、1型糖尿病の「治療」研究を応援してください!
2017年05月12日佐賀県庁のご協力により、このたび日本IDDMネットワーク指定「ふるさと納税」で下記の1型糖尿病「治療」に関する研究を応援できるようになりました。
今回の研究テーマについて、東京医科歯科大学生体材料工学研究所教授の三林浩二先生からのメッセージです。
「体を傷つけない血糖値評価」を目指した、唾液糖の計測装置(マウスガード型バイオセンサ)の開発
1型糖尿病患者の皆様のため、口腔内での唾液糖計測のマウスガード型バイオセンサを日本の最先端技術をもとに開発し、SMBG(血糖測定器)での負担と不安を少しでも低減できるように歯科医と共同で研究を進めています。
本研究から得られる成果により、患者の皆様の負担の軽減ならびに1型糖尿病の治療に貢献できるよう最善の努力を尽くしてまいります。
「小児発症での早期発見」および「QOL向上」を目指した呼気アセトンガス用バイオセンサの開発
1型糖尿病患者の皆様のため、高感度なアセトンガス用のバイオセンサを日本の最先端技術をもとに開発し、小児での発症を早期に発見できるように、またSMBG(血糖測定器)での負担と不安を少しでも低減できるように呼気ガス・皮膚ガスでのアセトン計測を現在、臨床医と進めています。
本研究の成果が、患者の皆様の役に立つように、最善の努力を尽くしてまいります。
糖尿病治療のための人工膵臓を目指した薬物放出システムの開発
本研究で開発を目指す「人工膵臓」は外部電源が不要でシステム自身が自律的に血糖値をコントロールしてくれることから、患者の皆様の生活における負担を劇的に軽減するものと期待しております。
実用化へと一歩でも近づき、1型糖尿病の根治にいち早く貢献できるよう、最善の努力を尽くしてまいります。
ふるさと納税は下記からお願い申し上げます。
https://www.furusato-tax.jp/gcf/134
ふるさと納税の概要は下記をご覧ください。
【ふるさとチョイス】
https://www.furusato-tax.jp/about.html
【総務省】
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/about/