東京医科歯科大学(東京都文京区)で、佐賀県庁への”日本IDDMネットワーク指定” ふるさと納税による研究助成金(1500万円)の贈呈式を実施しました。
2017年12月26日 2017年5月12日~2017年10月9日に佐賀県庁とふるさとチョイスのご協力により実施したプロジェクトでは約1800万円ものご寄付をいただきました。
ご寄付をいただいた皆さまにあらためて御礼申し上げます。
このうち1500万円を2017年12月26日東京医科歯科大学の吉澤靖之学長へ井上龍夫理事長から贈呈いたしました。
吉澤靖之東京医科歯科大学学長へ井上龍夫理事長から贈呈しました(2017年12月26日)
助成対象の研究は以下のとおりです。
研究テーマ:
「体を傷つけない血糖値評価」を目指した、唾液糖の計測装置
(マウスガード型バイオセンサ)の開発
「小児発症での早期発見」および「1型糖尿病患者のQOL向上」を目指した
呼気アセトンガス用バイオセンサの開発
糖尿病治療のための人工膵臓を目指した自立式薬物放出システムの開発
研究代表者:三林浩二(東京医科歯科大学生体材料工学研究所 教授)
資金調達手法:佐賀県庁への日本IDDMネットワーク指定ふるさと納税
https://www.furusato-tax.jp/gcf/134
【関連情報】
高血糖を対象とした「呼気アセトン計測」の内容が米国の学術雑誌が掲載とな り、関連した内容でNHKテキスト「きょうの健康」(12月号)に紹介されまし た。
研究論文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28043076
きょうの健康
http://www.tmd.ac.jp/i-mde/www/inst/PDF/1712-NHKtext-kyonokenko.pdf